応募したくなる求人原稿とは①

採用活動において求人広告を出される場合、何に気をつけていますでしょうか。

潤沢な資金を使えば求人広告会社に丸投げ、もよいかもしれませんが、

お金を使った分だけ、必ず採用活動がうまくいくとも限らないです。

最近は「毎月〇十万、払っていても、なかなか応募が来なくて困っている」

といったお悩みを耳にすることも多いのが現実。

逆に、求人広告会社に頼まなくても、数名の採用ができることも多々あります。

特に小規模企業には「無駄なコストをかけずに、定着する人材を採用する」ことを、お勧めします。

情報化時代の求人原稿

応募したくなる求人原稿にするために必要なことは、何でしょうか。

まず一つ目は「仕事内容や職場環境が具体的にイメージできること」です。

例えば「アットホームな職場」「自由な雰囲気」「未経験でも安心」など、よく見かけますが、

これらは実はNGワード、使わない方がいい表現です。

いえ、使ってもよいのですが、これだけではダメだ、ということです。

例えば「アットホームな職場」ってどんな職場ですか。

この質問に対する回答は、人によって異なりますね。

読んだ人がイメージする職場の雰囲気と現実が、同じになるとは言えません。

「アットホームな職場」「自由な雰囲気」「未経験でも安心」の裏付けとなる説明や社員の声、

具体的事例等を付けないと、曖昧過ぎてかえって不安になります。

情報化時代の今、たくさんの情報を見て判断することに慣れている現代人は、

不明確なもの、曖昧なもの、よくわからないもの、には手を出しません。

ですが、ほとんどの求人原稿は情報不足です。

まずは応募の来ない求人原稿を、この点から見直してみてください。

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