面接というと、どんなイメージを持たれていますか。
会社側が数名、横並びで、ポツンとその前に座る受検者。
ピンと張り詰めた雰囲気の中、緊張した受検者がけじめある礼儀正しい話し方で語り、
その前の面接官は、無表情で黙ってそれを聴いている・・
なんとなく、想像できる風景ですよね。
これは「会社が人を採る」「会社が人を選ぶ」といった時代の面接風景ではないでしょうか。
面接は選ばれる場
人材不足で売り手市場の現在、面接はこれではうまくいきません。
特別、下手に出るとか、おべっかを使うとか、そんな必要はありませんが、
「自分たちも受検者から選ばれる」場であり、受検者と対等の立ち位置でお互いを知る必要はあるはずです。
そのためには、まずは相手を歓迎し、応募してくれたことに感謝を伝え、
そして初対面なら自己紹介から始めるのが普通ですね。
でも、なぜか面接では受験者に自己紹介してもらうだけで、
面接官が自己紹介することは、あまり重要視されていません。
礼儀としては、まずは自分の方から自己紹介、自社紹介をする方がよいのではないでしょうか。
人間関係では、自分が自己開示するから、相手も自己開示してくれるもの。
この時の自己開示、つまり自己紹介の雰囲気、印象が良ければ、
受検者も安心して自分のことを語れるし、大切にされていると感じるのです。
面接の仕方で、自社の印象を良くするポイントはまだまだあります。
まずは、自己紹介、自社紹介を見直してみてください。