会社のことを「法人」と言いますね。
会社を「人」として捉えると、確かにその通りだと思うことがいくつかあります。
例えば、人に「死」があるように、会社にも「倒産」があります。
不健康だと病気になり、死を招くかもしれないのと同様に、
会社もうまく機能していない状態が続くと、死を招くかもしれません。
また、人間にとっては血流が大切で、血管が詰まったり、血液が止まったりしたら大変なことになりますが、
会社であれば血流にあたるのが「コミュニケーシヨン」です。
社内のコミュニケーションがスムーズに流れず、どこかで詰まったり、止まったりしたら、
大きなトラブルを引き起こし、死に至る可能性もあります。
性格の良い人、良い会社
こんな風に会社が人として捉えられるとすれば、どの会社にも必ずある「社風」とは何でしょうか。
「社風」とは、会社の価値観であり、雰囲気であり、
その職場に集まって働いている人たちが作り出す「風」のようなものです。
私も過去に多くの会社、職場に伺いましたが、どの会社にも必ずそれぞれの風が吹いていました。
この「社風」は、人で言うなら「性格」ではないでしょうか。
性格の良い人が好かれるし、人気もあるし、一緒に長くいたいと思われる、
逆に、性格が悪い人は嫌われるし、人が寄ってこないし、周りの人も去っていく。
会社が人材の採用、定着をうまく進めるために、まずは自社の「社風」を見直すことがスタートです。
好かれる性格の会社かどうか、人が集まり定着する魅力ある性格の会社かどうか、
皆さんの会社に吹いている風は、どんな「風」ですか。